悲劇 [ニーアレプリカント]
ニーアが家に帰ると、ポストに手紙が届いていました。
差出人は、仮面の街の王!?
「追伸 堅苦しくて申し訳ない。結婚する事になったんだ。よければ来てくれ。じゃ!」
・・・いやおや、めっちゃ軽いじゃん!
数年前に立ち寄った砂漠にある仮面の街の王子(現在は国王)が結婚することに!
ちゃんと友人として迎えてくれることに感動しつつも、婚約相手も気になります。
これは、行かねばなりますまい!
正直、仮面の街までの道のりが面倒ですけど・・・。
招待状を持って王の館に行くと、成長した王子の姿が。
しっかり王としての自覚と貫録を身に着けつつあるようです。
しかも、お相手である花嫁は、果物売りの少女だったフィーアだったのです。
フィーアは言葉を話せないので、手話だけで会話をします。
彼女は顔半分に大きな火傷をしたことがきっかけで、家族に売られてこの街に来たのですけど、王子はちゃんと内面をみて判断したんでしょう。
この街の住民も掟が全てなので、掟にないことは誰も気にしません。
カイネもエミールも、仮面の街ではとても過ごしやすようです。
結婚式の前夜、「食糧も足りていないし、狼の襲撃も続いている今、祝い事をしていていいのだろうか…」と少し弱気になる王を、「つかの間の祭り気分を与えてあげるのも王の仕事だ」と励ますシロ。
「それに、フィーアを幸せにできるじゃないか!大切な誰かを守り、幸せにするってことは……男には必要なんだ」と激励するニーアの言葉に、気持ちを新たにする王。
彼らは何でも言い合える親友なんですね。(*´▽`*)
そして、結婚式当日!
王の館の前で結婚の儀が行われ、二人は正式な夫婦となります。
祝福してくれる国民を前に、バージンロードを降りてくる新郎新婦。
そんな中、突如として大怪我をした兵士が現れました。
「逃げ・・・て・・・・狼が・・・」
と言い残し、倒れる兵士。
もしや、招かざる客が?!・・・と、一同が倒れた兵士に気を取られている刹那の瞬間!!
国王夫婦の左から、狼のマモノが襲い掛かります!
噛みつかれ、無残にも投げられて階段に打ち付けられるフィーア。
何も、こんな時に襲撃しなくても!
理不尽な行いに、獣たちに怒りを込めます。
狼たちとバトルになりますけど、特別に変わった攻撃をしてくるわけではないので、難なく仕留めます。
ある狼を殺すと、群れは一時撤退していきます。
傷ついたフィーアを抱きかかえながら、涙する王。
「(フィーアが我をかばって……)」
何と!狼に襲われる直前に、狼の気配に感づいたフィーアが王をかばっていたのです。
「(…私なん……かをお嫁さん…に、してくれて、ありがとう……ございまし……た)」
王に冷静になるように促し、礼を述べてフィーアは息を引き取るのでした。
ん?フィーアは喋れたのか??そう。死ぬ直前に、結婚の儀で王妃になったフィーア話すことができるようになったのです・・・。
掟で、他所から来た住民は言葉を発してはならないという気まりがあり、売られてきたフィーアはそのため話すことができなかったのでした。
最期まで国の掟に忠実に生きて、住民のために王を諭して感謝まで述べたフィーアは側近の言う通り、立派な王妃だったのです。
「(フィーア…!これからじゃないか!外界から来たそなたが…長く苦労してきたそなたが……幸せになるのはこれからじゃないか!!)」
突然の悲劇に泣き崩れる王を前にして、悲しみにくれる一同。
そして、王とニーアの眼には憎しみで暗い光が宿るのでした!
生贄 [ニーアレプリカント]
ロボット山の一件を解決した後で、ニーアの村に戻って図書館にいるポポルと話します。
崖の村の村長からの手紙を見て、何年かぶりに「崖の村」へ行くことになります。
そういえば、カイネの故郷でもあったな・・・。
村長からの手紙に書いてある通り、引きこもりをやめたらしい村人達が、に外に出てお店を出してるみたいです。
しかし、村長に聞いてみても手紙を出した覚えはないとの事。
・・・妙だ。
以前にも感じましたけど、この村は怪しすぎて普通ではありません。
このルートをクリア後、武器強化に使う素材「鷲の卵」がエンディングまで入手不可能になります。注意してください。
鷲の卵は、崖の村の村長の家の下の下の民家横で採取できます。
橋の真ん中から村長の家を見て、右下の辺り。
武器の「信義」も、ココで購入できます。前半の神話の森で入手してないなら、この村が崩壊するまでに買っておきましょう。
再度お店がある広場に行くと、案の定で村人がマモノ化して襲ってくるのでした!
やっぱり、罠か。
しかも、イベントでマモノ化した村人に攻撃されてしまうカイネ!
カイネは、姉弟の姉の方はマモノだと言ってます。
「お前たちこそマモノじゃないか!」と弟に言われ、普段は強気なカイネも、この村ではいつもの調子ではありません。
根が優しいのでしょう・・。
その隙に完全にマモノ化した姉の方が襲いかかって来て、カイネは深手を負ってしまいました!
言わんこっちゃない!クソガキが!!!
カイネさん、また瀕死デスカ?!
暴走しないかな~。
カイネは倒れたので、とりあえずエミールと二人でマモノ退治に。
さっきのお店のあった広場で人が襲われていると言うので、引き返します。
すると、村の中央に、黒い渦が出現しています。
黒い渦から巨大な球体が姿を現しました。
ボスは、何やら得体の知れない目が特徴的な「ウェンディ」です。
なんなんだ、この村は。
この村の戦闘は相変わらず面倒で、途中にマモノ達を出現させてきますので倒しながら、いちいち場所を移動して戦います!
ウェンディは、弱点と言ってるような巨大な目のような所を、魔法の「黒の槍」等で攻撃するしかありません。
1回目のアタックゲージを撃破した後に、目から1度だけ「光線」を発します。
エヴァンゲリオンの使徒かよ!
その後にエミールがボスの攻撃を引き付けてくれるので、その間に村長の家に向かう橋の上まで移動して、そこから攻撃しましょう。一定時間が経過するとエミールが耐え切れずゲームオーバーになりますので注意!
しかし、マモノも日に日に強くなってきている!
このままではジリ貧だ・・・。
一気に仕掛けないと。
ウェンディをエミールと協力して倒しましたけど、魔力を解放したエミールが暴走!!
ん??エミール・・・エミたん?!
なにやら様子がおかしいと思ったら、ニーアの声も届いてないようです。
もはや制御ができてない!
そして・・・。
崖の村は消滅するのでした。
さすがは、最強兵器。
この力、使い方を間違えるととんでもないことになるのでは・・・。
エミールが意識を取り戻したときには村は跡形もありませんでした。
泣きじゃくるエミールに、ニーアは「もう振り向くな」と一言。
それも、仕方がないのかも。
崖の村全体がマモノ化してしまったのでは、ニーアでもお手上げだったでしょう。
エミたんのおかげで、助かった。
目覚めたカイネの心中は、複雑だったんでしょうけど・・・。
そして、「贄」の鍵を入手!
・・・贄って、こういう意味なのか??
村に帰って家のポストを覗くと、仮面の街の王子からの結婚式の招待状がきてました。
今は、国王か・・・。
仮面の王様とは浅からぬ縁もあるし、お祝いに駆けつけないと。